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2003年頃まで、在日ビルマ人の経営するビルマ料理店は、東京をはじめ、神奈川、千葉、静岡、愛知などに、計30軒ほどありました。
とりわけ東京には、在日ビルマ人の集中度に比例した形でビルマ料理店が多数存在していました。これらの多くは日本人向けの“エスニック”料理店ではなく、在日ビルマ人向けの店。ゆえに、味やサービスの点で本場さながらの店が少なからずあり、ビルマ好きには嬉しいところでした。
しかし、2003年10月以来、在日ビルマ人社会はかつての活気を失い、徐々に崩壊しつつあります。そうした状況下で、ビルマ人にターゲットを絞ったようなビルマ料理店は次々と閉店を余儀なくされています。以前「在日ビルマ人ご用達の店は、たいていカラオケ・レストランとなっており、楽しい雰囲気いっぱい」と紹介したこのコーナーも既に昔話となりつつある状況です。
そうした中で、生き残りをかけての方向性のひとつが、ビルマ料理店から日本人対象のアジア料理店への転換です。また、飲食店で働いたことのあるビルマ人が経験を生かして始めたビルマ料理以外の飲食店もこの厳しい状況の中で健闘しています。ビルマ料理店と銘打っている店は数軒に激減しましたが、東京ではわずかながらビルマ人が経営するアジア料理店などでもビルマ料理を食べることができます。そういった店も含めて、このコーナーを「ビルマ人の料理店」としました。
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